訪れる理由
密集地帯のほとんどでは中層や高層のビルが建てられる。ロンドンの高層ビルには30セント・メリー・アクス、タワー42、ブロードゲートタワー、ワン・カナダ・スクウェアがあるがこれらはシティ・オブ・ロンドンやカナリーワーフの二つの金融街などで見ることが出来る。高層ビルの建築はセント・ポール大聖堂や他の歴史的な建築物など歴史的な建物の景観を保護するため、特定の場所に制限されている。それでもやはり、多くの超高層ビルがロンドン中心部では見ることができ、イギリスでは一番高い高層ビルであるザ・シャード (310m) も含まれる。他にロンドンを特徴付ける建物には大英図書館や2002年に完成したサザークのシティ・ホールで楕円形の建物は目に付く。以前のミレニアム・ドームは現在は改名され複合娯楽施設The O2として使われている。
詳しい物語
特別区は一番身近な行政サービスである地区計画や学校、社会福祉援助、地域道路の整備、ゴミ収集に関して責任がある。ゴミ収集のような行政サービスはロンドン清掃事務当局等の機関を通じていくつかの特別区ごとにそれぞれ共同で行っている。2009-2010年のロンドン議会とグレーター・ロンドンを合わせた歳入歳出規模は220億ポンドで、そのうち147億ポンドは特別区、74億ポンドはグレーター・ロンドンであった。 グレーター・ロンドンの治安はロンドン市長公安室下のロンドン警視庁により担われている。シティ・オブ・ロンドンは自らの警察機構であるロンドン市警察を有している。イギリス鉄道警察はロンドンのナショナル・レールやロンドン地下鉄に関してその責任を有している。 ロンドン市消防局はイギリスの消防に関する法律によりグレーター・ロンドンを管轄し、ロンドン消防・緊急時計画局下にあり世界で3番目に大きな消防組織である。救急はロンドン救急サービストラスト (LAS) により担われ無料の救急車サービスでは世界で最大規模である。ロンドン航空救急はLASと連携し慈善で運営されている。イギリス沿岸警備隊と王立救命艇協会はテムズ川で運用されている。 政府機関 ロンドンはイギリス政府の中心として官庁がウェストミンスター宮殿周辺に多くが集まっている。とくにホワイトホール沿いに集まっており、首相官邸のダウニング街10番地も含まれる。イギリス議会は「議会の母」"Mother of Parliaments"と呼ばれ、この愛称は最初にイングランド自体にジョン・ブライトが用いた。ほとんどの議院内閣制のモデルであり、法令により多くの他の議会が作られている。 街並み 建物 ロンドンの建築物は様々な年代のものがあり多様である。多くの大きな建物やナショナル・ギャラリーのような公共の建物はポートランドストーンと呼ばれる石灰岩により造られている。市街地の一部とくに西部や中心部では化粧しっくい(スタッコ)や水しっくいで特徴付けられた建物を見ることが出来る。セントラル・ロンドンでは1866年に起こったロンドン大火以前の建物が若干見られ、古代ローマの跡も僅かに残されている。ロンドン塔やシティに点在したわずかなチューダー様式の建物が残っている。さらにチューダー期のイングランドで残っている一番古いチューダー宮殿、ハンプトン・コート宮殿はトマス・ウルジー枢機卿により1515年建てられた。 クリストファー・レンの17世紀後半の教会や金融機関の建物、18世紀や19世紀の王立取引所やイングランド銀行、20世紀初期のオールドベイリー、1960年代のバービカンエステートは建築遺産の一部を形成している。1939年に建設されたバタシー発電所はテムズ川の南西側に位置し今では使われていないが、地元のランドマークになり再開発も計画されている。鉄道のターミナル駅ではヴィクトリア建築(ネオ・ゴシック様式)の代表例としてセント・パンクラス駅とパディントン駅が上げられる。ロンドンは地域により建物の密集状態が異なり、セントラル・ロンドンは高い就業人口集積がありインナー・ロンドンは高い住宅密度である。アウター・ロンドンは低い密度になっている。 シティにあるロンドン大火のモニュメントはロンドン大火を記念し現場の近くに建てられている。マーブル・アーチとウェリントンアーチはシティ・オブ・ウエストミンスターのパーク・レーンの北側と南側にそれぞれある。また、アルバート記念碑とサウス・ケンジントンのロイヤル・アルバート・ホールは王室とのつながりがある。ネルソン記念柱はホレーショ・ネルソン提督の業績を記念し、トラファルガー広場に据えられロンドン中心の焦点なる場所の一つである。古い建物は主に煉瓦で建てられ、ほとんどは黄色っぽいロンドンストック煉瓦か明るいオレンジや赤系統のもので、彫刻やプラスターの繰形が施される。
